📸藻小屋【峰町】
藻小屋
藻小屋は浜石を積み上げ屋根を葺いたものです。
かつて対馬の海岸の村々では晩春の頃、
海岸に漂着した藻を乾して畑の肥料としたそうです。
この藻を貯える納 屋を『藻小屋』と呼びました。
別名「舟屋」とも称したのは、
舟を使わない時はここに格納したからだそうです。
藻小屋(舟屋)は、対馬の西海岸に多く存していたようですが、
屋根部分は復元していますが側面の石積みは当時のままのようです。
対馬で現存しているのは、木坂の藻小屋のみとのこと。
このあたりの海岸には石が円すい状に積み上げられた場所があったり、
海神神社があったりととても神聖な空気が漂っています。